間口
間口とは、建物や土地の正面の幅のこと。
長さをあらわす奥行に対して、左右の距離をさすのが間口。
敷地や一戸建ての場合は、道路が面している面をさし、マンションの場合はバルコニーなどのある大きな開口部のある側面の幅をさすことが多い。
柾目
板の表面の木目が木の年輪に対してほぼ直角になっているもの。
一般に柾目板は広幅のものはとりにくいが、板の両面の収縮差が小さく、狂いは少ない。
木面に表れる真っ直ぐな木目が特徴で、純和風建築の造作材(床の間や天井、鴨居、敷居、長押などの仕上げ材)として用いられている。
水廻り
家の中で水を使う場所の総称として使われる場合が多い。
キッチン、お風呂、洗面、トイレのことなどを指す。
無垢材
一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材としても注目されている。
一番の特長として調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質がある。また、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出す。
面格子
面格子とは、住宅の窓の外側に、防犯などを目的として取り付ける金属製の部材のこと。
形状は主に断面が丸や角などの棒が格子状になったもので、素材としてはアルミ製のものが多いが、ステンレス製のものや、鉄製のものもある。
格子の組み方によって、「縦格子」「クロス格子」「枡格子」「横格子」などがあり、サッシの障子自身に取り付ける飾り格子もある。
杢目
木目の一種で、樹根に近い部分や不規則な生成をした樹木に現れるもので、複雑で面白い味のある木目。
鋸で挽き落とした木面に、複雑で美しい木理模様が生じるものを「杢目」という。
また、そのような杢目が出るように木取りすることを「杢目木取り」という。
例えば、カエデやタモ、トチ、マホガニーなどに表れる「縮み杢」や、カエデやカラマツなどに表れる「鳥眼杢」、ゼブラやマホガニーなどに表れる「縞杢」などの種類がある。
モルタル塗り
水・砂・セメントを配合して土間・外壁等を塗りあげること。
これを外壁などに塗り付けて仕上げる工法をモルタル塗りという。一定の厚さ以上のものは、防火構造として認められている。