ラバータイル
各種合成ゴムを主原料にして作った床仕上げ用の内装タイルのこと。
厚手で、独特の弾力と歩行感があり、しかも水に濡れても滑りにくい。
ただし溶剤や強アルカリ性、油類に弱く、メンテナンスが難しい床材の1つであるともいわれている。
リノベーション
既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。
建物の経年にともない、時代に合わなくなった機能や性能を、建て替えずに、時代の変化にあわせて新築時の機能・性能以上に向上させること。
具体的には、耐震性や防火安全性確保し、耐久性を向上させる、冷暖房費などのエネルギー節約のため、IT化など変化する建築機能の対応・向上のために行われる。
外壁の補修、建具や窓枠の取り換え、間取り変更、給排水設備更新、冷暖房換気設備の更新などを行う。
ルーバー
羽板(はいた)と呼ばれる細長い板を、枠組みに隙間をあけて平行に組んだもの。
羽板の取付角度によって、風・雨・光・埃・人の目線などを、選択的に遮断したり透過したりしながら通風・換気することができるため、さまざまな箇所で用いられる。
壁や天井の開口部に取り付けられる際、ルーバーが枠ごと開閉できる場合は「鎧戸」、はめ殺しになっている場合は「ガラリ」と呼ばれる。
羽根板がガラス製で可動型の水平ルーバー形状のルーバーサッシなどもある。
オペレーターハンドルの操作で羽根板の角度を調整できるため、換気の調整が容易にできる。
ルーフバルコニー
ルーフバルコニーとは、屋根部分を利用したバルコニーのこと。マンションなどで階下の住戸の屋根部分を利用して設けたものが多い。
一般のバルコニーに比べ、広い空間を確保することができ、日当たりや開放感に優れていることが多く、アウトドアリビングとして利用したり、ガーデニングやパーティースペースに使用することもできる。
レンジフード
レンジフードとは、キッチンのコンロ上部に設置される排気設備のこと。
コンロ上部に箱型の覆い(フード)をつくり、内部に換気扇をセットし、煙や蒸気、油、油煙、臭気などを効率よく外部に排気させる。
換気扇の種類によってはシロッコファンとプロペラファンに分けられると同時に、フードの長さによっては、ブーツ型、浅型などのタイプに分けられる。
また、吸い込み方などによって分類されたりもする。最近では、より排気効果を高める給気機能付きレンジフードや、手入れしやすいようにフィルターなどを工夫し、汚れを落としやすくしたものなどがある。
ロフト
本来は物置用の屋根裏部屋を指す。
実際には天井を高くして部屋の一部を2層式にした上部スペースを指すことが多い。はしごなどで上り下りし、収納などに使われるケースが大半。
ロールスクリーン
巻取り方式の遮へいのための布のこと。
上下に開閉する方式の窓掛けのこと。
ロールブラインド、ロールシェードともいわれ、ちょとした間仕切りにも使用される。
スプリングを内蔵したロールパイプで布を巻き上げ、巻取り方式には、大きく分けてプルコード式とチェーン式がある。
また、スクリーンを下げた状態のときには、スクリーンの下端に縫い込まれたウエイトバーが重石になり、はためきを抑える。
スクリーンの素材には、樹脂加工した綿や麻、ポリエステルの布が使用され、取り外して家庭の洗濯機で洗えるタイプもある。