対面型キッチン
対面キッチンとは、ダイニング・キッチンやリビング・ダイニング・キッチンで、ダイニングとキッチンが同じ空間にあり、シンクやコンロに向かって立ったとき、身体がダイニング側を向くキッチンプランのこと。
キッチンで作業する人と、ほかの家族などがおしゃべりをするなど、コミュニケーションが保たれるのが利点。
調理台をダイニングやリビング側に向けて設けたキッチン形式。
シンクのある作業台を対面させるプランが一般的だが、コンロも対面させる場合、レンジフードの排気量が不十分だと、煙や臭気がダイニングやリビングに流れてしまうことかある。
対面キッチン、対面式カウンターキッチンなどと呼ばれる場合もある。
ダウンライト
ダウンライトとは、天井に埋め込むタイプの小型照明のこと。
比較的小さな光源を使用し、下方を照らす。
下方を照らす照光面積の狭い照明なので、小さな空間用として適しているといわれ、廊下や玄関部分に取り付けられることが多い。
居室用として使用することも可能だが、広い部屋の場合は使用個数が多くなり、設置費用や電気代がかかることになる。
リビングなどの広い空間では、照光面積の狭い照明なので広い部屋などで使用するにはむかず、間接照明と組み合わせて雰囲気を演出するために使用したり、ちょっした補助照明として用いられる。大別すると、ベースダウンライト、ユニバーサルダウンライト、ウォールウォッシャーの3種類がある。
天井に埋め込むタイプのため、天井内に設置するための空間が必要となる。
耐震リフォーム工事
主に木造住宅などにおいて、建物の耐震性を診断するとともに、土台・基礎・柱・筋交い・壁などに必要な耐震補給を施す工事のこと。
近年は、オリジナルの耐震金物を使用して工期やコストの削減を図ったり、耐震装置や免震装置を設置するケースも増えている。
チーク
クマツヅラ科の広葉樹で、インドから東南アジア一体に生育している。
肌目はやや粗いが、堅く、磨耗耐久性もあり、特にシロアリなどの虫害に対する耐性、耐水性、といった腐食耐久性に優れる。乾燥過程で割れや反りが出にくい。
板に製材した直後は材面があまり綺麗ではないが、年月が経つとロウ状の成分が材面に染み出て色の深みが増し、いわゆる「チーク色」の落ち着いた色合いとなる。
世界最高級材のひとつで、マホガニー、ウォルナットとともに世界の三大名木と言われる。主に家具に用いられる。
土壁
和風建築の伝統的な壁のひとつで、土を使用してつくられる左官仕上げの壁の総称のこと。
竹小舞下地をワラや棕櫚(しゅろ)縄でまいて、粘土とワラすさを混ぜてねかしたものを塗り付けた荒壁に、土で上塗りした壁の総称。
湿気の吸収・排出に優れ、夏涼しく冬暖かいなど、室内の湿度、温度が安定するので、高温多湿の日本の気候風土に適した壁といわれている。
断熱、遮音、耐火性、結露防止などにも優れている。
種類としては、仕上げ用の上塗りの土色により、内壁に使われるさび砂壁、内外装の壁として使用される聚楽や漆喰壁、珪藻土壁などがある。
TES
TESは、熱源機を中心に家中に快適さを広げる東京ガス温水システム。
それぞれの部屋に合わせて、フレキシブルなシステムプランが可能。
暖房用の温水やキッチン、浴室で使うお湯を一手にまとめて沸かし、お湯が必要なとき、必要な量だけ沸かす瞬間式なので、ムダがなくとても経済的。
テレビドアホン
テレビドアホンとは、テレビモニター付きインターホンの略。
玄関側には小型カメラが設置されていて、室内側のインターホンと連動したモニターで来訪者を確認できる装置のこと。
現在では、携帯電話と連動したものや、ボイスチェンジャー機能付きなど、様々な種類のTVドアホンが販売されている。
また、録画機能付きなど防犯対策に欠かせない装置となっている。
天窓
天窓とは、天井や屋根に設けられた窓のこと。トップライトともいう。
壁面に設けた窓より採光量が多く、採光に優れ、開閉式のものは通風にも有効。
適度の拡散光線が得られやすいため、室内で光のニュアンスを楽しむために設けることもある。
部屋全体を明るくしたい場合だけでなく、大きな窓がとれない、日当たりが悪いなど採光上の問題を抱えた場合に有効な採光方法であるが、夏の日差しが強い日本の住宅の場合は、北側の屋根に設けることが多い。
開閉式には、操作は手動と電動がある。設置には、雨仕舞いに注意しなければならない。
独立型キッチン
キッチンを、ダイニングやリビングとは独立した部屋として設けるプラン。
においや音を気にしないで料理ができるのが特徴で、調理作業重視型のキッチンとも言える。