屋根材
屋根材には、瓦、スレート、金属の大きく分けて3種類がある。また、そのカテゴリーの中でさまざまな種類がある。
瓦には、和瓦、洋瓦、本瓦、桟瓦、平板瓦、粘土瓦などがある。
このうち最も多く使われるのは、桟瓦で、裏面に瓦桟に引っ掛けるための突起がついている。
スレートには、天然とそうでないものとがあるが、天然スレートとは粘板岩を薄くはいだものだが、最近ではほとんど使われない。
現在スレートと呼ぶのは、工場で板状に作った形成品。
その工法にはふたつあり、ドライプレス法、丸網抄造法と呼ばれる。
また、形状では平形スレートと波形スレートがある。
金属屋根には、表面処理鋼板、ステンレス鋼板、アルミ、銅板などがあるが、熱伝導性が高いために、断熱性能が悪いなどの欠点も。
断熱材と金属板が一体となった屋根葺き材もある。
ユニットバス
ユニットバスとは、壁や天井そして浴槽が一体となっているお風呂のことです。
ユニットバスは工場などで壁・天井・浴槽が生産され、建築中の住宅に搬入してから組み立てることが特徴です。
短時間での施工が可能なうえに階下への水漏れのリスクが少ない事から、戸建住宅からマンション、ホテル、アパート、病院等にいたるまで、様々な建築物に用いられている。
床暖房
床暖房とは、床下に発熱体を敷き、部屋を暖房する暖房方法のこと。
発熱の方式には、温水を循環させる温水式と、電気発熱体を使用するものがある。
床から放射される輻射熱で部屋を暖める暖房なので、室温はそれほど高くなくても穏やかな暖かさをもたらし、室内の上部と下部の温度差がエアコンによる暖房に比べて小さく、室温にムラがないなどの特徴がある。
また、空気を汚さず風を出さないため、ホコリやダニの死骸などのハウスダストが舞い上がるのを防ぐ特徴もあり、取り入れる住宅が増えている。
主にリビングやダイニングで採用されることが多いが、最近では廊下やトイレにも設置できる。
養生
工事の途中ですでに仕上がった部分や部材が痛んだり傷ついたり、汚れたりするのを防ぐため、カバーをかけ、床の上に敷物を置くなどの方法で保護をすること。
取り壊しなどで、隣接している家屋に被害を与えないよう保護することも指す。
浴室乾燥機
浴室用の換気扇に、乾燥や暖房などの機能を加えたもの。
40~55度の温風を吹き出して、浴室内やそこに干した衣類の乾燥、予備暖房などを行う仕組み。
熱源には電気式とガス温水式があり、後者は浴室乾燥機本体のほかに給湯の熱源が必要になる。
浴室の天井に設置するタイプがほとんどだが、壁掛けタイプもあり、また、浴室だけでなく、ダクトで結んだ洗面室・トイレの換気も兼ねる機種、洗面室の暖房もできる機種も登場している。