屋根材
屋根材には、瓦、スレート、金属の大きく分けて3種類がある。また、そのカテゴリーの中でさまざまな種類がある。
瓦には、和瓦、洋瓦、本瓦、桟瓦、平板瓦、粘土瓦などがある。
このうち最も多く使われるのは、桟瓦で、裏面に瓦桟に引っ掛けるための突起がついている。
スレートには、天然とそうでないものとがあるが、天然スレートとは粘板岩を薄くはいだものだが、最近ではほとんど使われない。
現在スレートと呼ぶのは、工場で板状に作った形成品。
その工法にはふたつあり、ドライプレス法、丸網抄造法と呼ばれる。
また、形状では平形スレートと波形スレートがある。
金属屋根には、表面処理鋼板、ステンレス鋼板、アルミ、銅板などがあるが、熱伝導性が高いために、断熱性能が悪いなどの欠点も。
断熱材と金属板が一体となった屋根葺き材もある。