ユニットバス
ユニットバスとは、壁や天井そして浴槽が一体となっているお風呂のことです。
ユニットバスは工場などで壁・天井・浴槽が生産され、建築中の住宅に搬入してから組み立てることが特徴です。
短時間での施工が可能なうえに階下への水漏れのリスクが少ない事から、戸建住宅からマンション、ホテル、アパート、病院等にいたるまで、様々な建築物に用いられている。
床暖房
床暖房とは、床下に発熱体を敷き、部屋を暖房する暖房方法のこと。
発熱の方式には、温水を循環させる温水式と、電気発熱体を使用するものがある。
床から放射される輻射熱で部屋を暖める暖房なので、室温はそれほど高くなくても穏やかな暖かさをもたらし、室内の上部と下部の温度差がエアコンによる暖房に比べて小さく、室温にムラがないなどの特徴がある。
また、空気を汚さず風を出さないため、ホコリやダニの死骸などのハウスダストが舞い上がるのを防ぐ特徴もあり、取り入れる住宅が増えている。
主にリビングやダイニングで採用されることが多いが、最近では廊下やトイレにも設置できる。
養生
工事の途中ですでに仕上がった部分や部材が痛んだり傷ついたり、汚れたりするのを防ぐため、カバーをかけ、床の上に敷物を置くなどの方法で保護をすること。
取り壊しなどで、隣接している家屋に被害を与えないよう保護することも指す。
浴室乾燥機
浴室用の換気扇に、乾燥や暖房などの機能を加えたもの。
40~55度の温風を吹き出して、浴室内やそこに干した衣類の乾燥、予備暖房などを行う仕組み。
熱源には電気式とガス温水式があり、後者は浴室乾燥機本体のほかに給湯の熱源が必要になる。
浴室の天井に設置するタイプがほとんどだが、壁掛けタイプもあり、また、浴室だけでなく、ダクトで結んだ洗面室・トイレの換気も兼ねる機種、洗面室の暖房もできる機種も登場している。
間口
間口とは、建物や土地の正面の幅のこと。
長さをあらわす奥行に対して、左右の距離をさすのが間口。
敷地や一戸建ての場合は、道路が面している面をさし、マンションの場合はバルコニーなどのある大きな開口部のある側面の幅をさすことが多い。
柾目
板の表面の木目が木の年輪に対してほぼ直角になっているもの。
一般に柾目板は広幅のものはとりにくいが、板の両面の収縮差が小さく、狂いは少ない。
木面に表れる真っ直ぐな木目が特徴で、純和風建築の造作材(床の間や天井、鴨居、敷居、長押などの仕上げ材)として用いられている。
水廻り
家の中で水を使う場所の総称として使われる場合が多い。
キッチン、お風呂、洗面、トイレのことなどを指す。
無垢材
一本の原木から角材や板を直接必要な寸法に切り出したものの事。木本来の質感、風合いという面で魅力があり、化学物質を含まない自然素材としても注目されている。
一番の特長として調湿作用があり、湿気の多い日は水分を吸収し、乾燥している日は水分を放出して湿度を一定に保とうとするため、『縮む』『膨らむ』という性質がある。また、コンクリートの約2倍とも言われる優れた断熱性があり、周囲の温度に影響されにくいため夏は涼しく、冬は暖かい環境を生み出す。
面格子
面格子とは、住宅の窓の外側に、防犯などを目的として取り付ける金属製の部材のこと。
形状は主に断面が丸や角などの棒が格子状になったもので、素材としてはアルミ製のものが多いが、ステンレス製のものや、鉄製のものもある。
格子の組み方によって、「縦格子」「クロス格子」「枡格子」「横格子」などがあり、サッシの障子自身に取り付ける飾り格子もある。
杢目
木目の一種で、樹根に近い部分や不規則な生成をした樹木に現れるもので、複雑で面白い味のある木目。
鋸で挽き落とした木面に、複雑で美しい木理模様が生じるものを「杢目」という。
また、そのような杢目が出るように木取りすることを「杢目木取り」という。
例えば、カエデやタモ、トチ、マホガニーなどに表れる「縮み杢」や、カエデやカラマツなどに表れる「鳥眼杢」、ゼブラやマホガニーなどに表れる「縞杢」などの種類がある。